カリー

ステフィン・カリーはアメリカ合衆国出身のバスケットボール選手で、アメリカ男子プロバスケットボールリーNBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属している。ポジションはポイントガードシューティングガードのコンボガード。父親は名3Pシューターであった元NBA選手のデル・カリーである。カリーは、ボールをリリースをするまでに0.3秒しかかからない。(NBAのトップクラスのシューターよりもさらに0.1秒ほど早い)ボールのアーチが大きく(最高点の高さはリーグ平均が15.77フィートに対し、カリーの3ポイントシュートは16.23フィート)、ゴールへの入射角が約46度で理想とされる45度にほぼ等しいとされ、科学的にもシュート成功率の高さが証明されている。ゴールデンステイトウォーリアーズのカリーは2014-2015シーズンではNBAチャンピオンとなっており、その他個人賞ではスキルチャレンジ優勝やスリーポイントコンテスト優勝、オールスター選出など様々な成績をのこしている。カリー最大の特徴は、自らの高いボールハンドリング技術及びドリブル技術を用いて、シュートスペースを作りだし、そこから高確率で3ポイントシュートを決めることでができる点である。 これは、味方選手のスクリーンやアシストに依存してきた従来のシューターとは、大きく異なる点である。 またスクープシュートやフローターシュートの技術にも優れており、ゴール下のビッグマンを躱すための大きな武器となっている。パスの能力も高く、味方の力を引き出すこともできる。 加えて、2015-16シーズンからはミドルレンジからのジャンプシュートの割合が低下し、3ポイントシュートの試投数が顕著に増加した。その証拠に、2015-16シーズンにおけるカリーの3ポイントシュートの試投数は1試合平均約11本を記録した。 攻撃的なプレイスタイルが災いし、ターンオーバー数が多いことが欠点としてあげられる。